Selenium Serverをサービス化した時の話
はじめに
Selenium関係の情報をネットで検索すると「Seleniumを使ってー」、「Seleniumによるー」等といったキーワードをよく見かけます。
今回の記事では私も最初は次のようなタイトルを考えていました。
「Selenium をバックグラウンドサービスとして動かす方法」
"Selenium"と一口に言うけれど
今回のスライドを作る中で、W3C WebDriverのドキュメントを読んだり、
上記の記事を読むうちに、自分が言う"Selenium"って何を指すんだ?と疑問に思うようになりました。
本スライドの"Selenium"
本スライドでは"Selenium"という曖昧な表現はなるべく避け、"Selenium Server"という表現を用いました。
これは、"Selenium"が「プログラミング用のライブラリである"selenium-java"等」のことを指していたり、「WebDriverに定義されている"JSON Wire Protocol"に基づくHTTP通信の送受信をサポートするサービス」を指していたりする場合があるためです。
"Selenium"というキーワードに関して、この2点を抑えておけば混乱しないと思います。
Selenium Serverをサービス化した時の話
以上の前提を踏まえて、ご覧いただければと思います。
皆さんの自動テスト実行環境構築に役立てて頂ければと思います。
また、今回のスライドが便利な機能を提供してくれているJava Service Wrapperの今後の継続開発に何らかの形で貢献できればとも思います。
こちら会社に所属していたり、利害関係があるわけでもないのですが、純粋に大変便利なツールだと思うので多くの人に使われ続け、私も使い続けることができればいいと思っています(*^_^*)
スライド形式なので、説明不足な点があるかもしれませんが、何か気になる点、ご質問があればコメント頂けるとうれしいです。